久々に、身体を酷使し続けた。
そして、様々なことへの学びと、また新たな経験を得た。
そんな2週間弱。
とにかく、学ぶことは日々多い。
コーチからの言葉や、自分のフェンシングの改革や、トライ。
新しいことというのは、言われてすぐできるものではないし、
だいたい3ヶ月くらいで身につく。
しかし、今回自分の中の感覚と、コーチの言葉がうまく結びついたおかげで、
戦い方が、スムーズに行くようになった。有難や。
側から見てもわからない違いかもしれないけれど、
感覚の中では大きく変わった。最初の数日で。感謝。
身体は昨日あたりがピークだったけれど、
トレーナーさんの大活躍のおかげで、回復してきた。これまた感謝。
私のコーチが、本当に日々の練習で、私に言い続けてきた言葉がある。
そのおかげで、私は今フェンシングをそうやって捉えて考えることが
できるようになっている。
しかし、以前はどうだったか。
全くそのような基礎的考えがなかったので、組み立てることすらできなかった。
それが自分の中でようやく形になった。
28歳なりの、戦い方。
スピードのある選手や、体力のある選手に対抗する方法。
それが私のフェンシング。
そして、それはフェンシングだけではなく、生き方や人生観においても
同じように当てはまる。
自分なりの、世の中への戦い方。
強い力や、権力でもなく、
何かの成功方程式や、誰かへの依存でもなく、
自分なりに、自分の頭で考え出した生き方。
本を読むにしても、そこから何を考えるかは頭であるし、
人と話してもどんな言葉を選んで話すかは、頭であるし、
どんな空気を纏って、どんな人と関わって、
何を大事にして、どんな仕事をして行くか、
全て選んでいるのは私の脳である。
もっともっと効率的に、
もっともっと戦略的に、
自分を成長させていきたい。
I WANT だけではどうにもならないことなんて山ほどあるのだ、
では、どうやってそれをなし得て行くのか。それが重要である。
次のアテネW杯、私は自分に予選3勝を目標として課している。
低すぎませんか?目標??
いいえ。今の自分にあっているものだと考えます。
一歩一歩、進んで行くんだ。
天才でもない、特段に良い運動神経があるわけでもない、
では、どうやって戦うか。
自分にリモコンをつけて、
そのリモコンを自分でコントロールする。
それができれば、勝てる。
なぜならそういう競技だから。
そのことに気づいた合宿だった。
そして、例えば海外の文化はとても挨拶を重要視する。
笑顔で、
こんにちは!!元気??
元気!!!あなたは???
みたいな会話が毎日。
それが日本だとどうだろう。
俯いて、
こんにちは、、、。
何だろう。この違いは。
日本では普通なのだけれど、
海外では、普通ではない。
そういう価値観の違いが生まれてしまうのは、
日本が島国だからだろう。
日本の独自の文化と、日本語だけで完璧に生きられてしまう国。
そういう日本の中にいる日本人の人たちと、
私の価値観がずれてしまうのは、
どうしようもないものなんだろう。
良くも悪くも、
日本にはまだ帰れないなあ。なんて。
そんなこんなで、
好き勝手生きているニートは、
明々後日3勝するために、準備して寝ます。
フェンシングモード、まだもう少し続きます。