フェンシングと今とてもいい距離でできている。
冷静に、自分の課題に取り組んでいる。
実は全改革をしているのだ。それに取り組み始めて、最近ようやく形になってきた。
アジア人の私が、世界で勝つためのサーブル。
コーチが言う。口うるさく言う。
マユ、これ!!!!
わかってる。私にはその戦術しか選択肢がないことも。
その戦術を基本として、今まで練習してきたことを混ぜて戦うことも。
わかってる。わかっているのだが、そんな急にはできなかったわけだ。
三ヶ月ひたすら取り組んできて、今、四ヶ月目。ようやく形になってきた。
それができたら、私はあと一段階強くなれるんだ。
実際、今の数人のイタリア人の戦い方、この通りなんだけどね。
W杯で金メダル取っちゃえるくらいの戦い方。
完璧に理想通りにできたらね。
真似してんだ。頭の中で。
試合で試さないと自分のものにならないんだ。
この前半分うまくいったから、次、70パーセントできるようにするよ。
今日練習で、ロンドン子ちゃんが泣いていた。部内戦で負けて悔しかったらしい。
羨ましいよ、ロンドン子ちゃん。
おばさんになるとね、冷静に練習してしまうんだよね。
ああ、ここが失敗したな、とか今の感覚いいなとか。
私はどうしても 技術的なアドバイスに しなければいけない
と引っ張られてしまう。
本当は、他の選択肢もあるのに。
なので、なるべく耳を ききすぎない ようにしている。
練習の場合、トライすること は大事。
試合は、感じて、ただやるだけ。
リモコン型の選手と、一人で戦える選手のふたパターンあると思うんだ。
選手にはね。私、どちらかと言うと一人で戦える人。
そこに、ある特定のアドバイスが飛んでくると、マッチする。
それに考えないとできない技術的なアドバイスが飛んでくると考えちゃうわけだ。
これに関しては、非常にナイーブな問題なんだけど、
試合中に言われるよりも、試合前、休憩中に技術的なアドバイスは欲しい。
やっている間は、今 にしかいないから、
技術でなくて、私を叱咤激励するアドバイスの方が効くのだ。
とか、曖昧なアドバイス。
ある特定のアドバイスだと、しなければならなくなってしまう。
例えば、 次 右手をまっすぐに上げて!! と言われると
ああ、右手を次はまっすぐに上げなければならない!!! ってなる。
曖昧だと、選択肢が増えるので私は自由に考えられる。
手を上げて!!!!
おお、手をあげればいいのか、よし、じゃあこうしよう。
と、自分なりに戦術には沿っている動きができるわけだ。
もちろん練習の場合、 技術的なアドバイスは必要。
それを、やってみる が練習なので。
試合は、別。
そういえば、ガルウェイのこの本、本当に似たようなこと書いてあるけど、
おすすめです。私の重要本棚に入っている本。

- 作者: W.T.ガルウェイ,後藤新弥
- 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
- 発売日: 2000/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
自分のメンタルと向き合ってきて、もう6年になるかなあ。
私のメンタルコーチである Esprit の 森美智代コーチの影響が本当に大きい。
こちらである。私を国体優勝、そして現在のナショナルチーム加入までの
道のりは、先生のサポートなしには成し得なかった。
実は、そんなクシプロサポーターもいらっしゃるのだ。万歳。
ああ、私はフェンシングのことを考え始めるともう止まらない。
ローマ。頑張ります。マエストラと二人旅( ◠‿◠ )
左手の感覚をもっと繊細にしたい。
ああ、利き手でもしやっていたら、どこまでいけたんだろう。
一生の不覚。笑
左も得なんだけどね。絶対利き手の方がいいに決まってる。
世の中の矯正しようとしてるフェンサーの人は、
さっさと利き手にした方がいいよ。
さて、フェンシング頭になってきたので、
寝ます。笑
フェンシングは体と頭両方使うから、
面白いんだと思う。
だから、運動神経皆無の私でも、通用するのだ。
さあ。ピストの上で暴れろ私。