KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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2018年の出だし

昨日のブログにも載せたが、個人戦で日本で史上初の銀メダルを

江村選手が獲得した。

 

金メダルまであと数ポイント。

 

試合を見ていて、日本のレベルはついにここまでやって来たんだと感動した。

それも我等がカリスマコーチ、ウッチェコーチの力である。

昨年頃から、ウッチェコーチと知り合って、10月から実際に一緒にW杯を回る中で、

この先生は本当にすごい。と思う場面が多々あった。

 

選手はもちろん頑張っているし、素質を持った子たちがたくさんいる。

しかし、いくら素晴らしい素質を持った選手がいたとしても、

フェンシングを知らなければ、試合で勝てることはない。

 

それが、元韓国ナショナルチームの監督で、オリンピック金メダルに導いたこのウッチェコーチが日本のコーチになられてから、

日本は史上初ばかりの結果を残し続けている。

W杯3位同時に二人。 世界選手権BEST8に3人。団体4位。

そして今回のW杯準優勝。

 

もちろん、練習は厳しい。

しかし、本当にすごいのだ。

戦術、戦略、コーチング。 世界とのコミュニケーション。人脈。

 

私が言うのもなんだが、日本女子サーブル東京オリンピックでメダルを取ることは

決して遠い道のりではない。このコーチがいらっしゃれば。

 

いずれ韓国語もちゃんと話せるようになりたい。

もっとこのコーチの話を聞いてみたい。そんなカリスマヘッドコーチ。

 

実際イタリアで好き勝手やっている私もチームに迎え入れて下さる。

そんな懐の深さがありき。

 

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私のヘッドコーチは彼。クリスチャン。

でかい。

 

 

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日本女子サーブルのオリンピックへの道のりは、まだまだ長い道のりである。

来シーズン、まだW杯が8試合。

今シーズン、残り4試合。

 

世界のフェンシングというのは、年間8試合のW杯と、大陸別選手権、

世界選手権。という一年である。

 

一年中、世界中を飛び回る。そんな競技。

特に夏は海外はオフにはいるが、日本はまだ試合が続くので、

日本人は一年中活動している。笑

 

室内競技とはいえ、夏にやる競技ではない。暑すぎるのだ。防具が。

 

そんな日本女子ナショナルチームである。

 

 

私は今回、またもや結果としては予選敗退という悔しい結果で終わった。

しかし、どうしてこんなに元気かというと、やっとW杯の空気を掴めたのだ。

そして、自分のやるべきプレーがはっきりと見えた。 

 

費用はかかった。しかし、経験というものはお金ではやはり買えないのだ。

今しかできない事に投資。これに限る。

 

 

そして、試合を見ていると、本当にたくさんのことが見えてくる。

ここで行われているこの試合が、現在のサーブルの最先端であり、

世界のトップレベルなのだということ。

そして、日本チームは、現在世界ランキング上位者が3人もいる。

5年前だったら考えられないことだ。

 

各国のコーチ、選手の振る舞い。技。

戦術の組み立て方。

 

その場に実際にいることで、とても勉強になるのだ。

 

そして、日本には見て学べるカリスマコーチありき。

 

 

将来はプロコーチになりたい。そのために、この経験は絶対的な糧になる。

選手の心理、コーチの駆け引き、アドバイスの方法、審判へのゲームメイク。

 

ああ、W杯に来るたびに、新しいことを学んで帰っている気がする。

選手としても、コーチの勉強としても。国際感覚も。

 

 

いい出だしであった。

 

 

そして、心からのおめでとうを江村選手に贈りたい。

 

 

その銀メダルが、日本人に 可能性 を与えた。

 

私たちも頑張ったら、できるかもしれない。

今からサーブルを始める子は思うだろう。

 

あんな風になりたい。

もうすでに始めている子達は思うはずだ。

 

日本のサーブル界全体で、東京オリンピックに向かっていけたら

必ずメダルは取れるはずだ。

 

 

私も、もうすでに選手として足を突っ込んでしまっているので、

日本チームとして、共に向かっていきたい。

 

たった一人のコーチが、日本のサーブルに息を吹き込んだ。

 

 

 

そんなチームと出会えたことに感謝を。

 

 

 

次は2月10日のローマのオープン戦。

 

 

 

 

明日からしばし、休養します。

 

 

 

 

 

I appriciate for jiru kajima.