文章を書くのが好きである。
飛行機の中、いつもそうして文を紡ぐ。
長距離の飛行機が大嫌いだ。
2017年は、合計で12回程のフライト。
特にダメージが大きかったのは14時間座りっぱなしのダラスから日本だったなぁ。
イタリア日本の往復はもう慣れっこで、
世界って近いなあって思う。
1日あれば、どこにでも行けるのだ。
自分の中のスイッチがあって、
海外版と日本版がある。
海外版はピリッとしていて気を抜かない。
日本版はもうダラダラのダラ子。
日本人観光客は歩いていたらすぐわかる。
顔が言い方悪いが、ボケ〜〜 っとしてるのだ。
ニコニコ〜〜 ボケ〜〜 って感じ。
スられるよ!笑
イタリアにいると、外では真顔が多い。
友達といるときはニコニコしてるけど、
普段は真顔で目つきも悪い。
日本みたいに気は抜けないのだよ。
何が起こるかわからないから。笑
私は昨夜から海外版のスイッチが入っているので、ピリッとしています。
ちなみに海外版と日本版に加え、戦闘版というのもある。
こちらはシーズン中はオン。試合から帰ってきてもしばらくは抜けない戦闘版。
戦いバージョンで、多少気性が荒くなる。
あん?とガンを飛ばしてしまう。笑
ちなみにちなみに昔は社会人版ももちろんあったので、
こちらは営業スマイル全開のニコニコ。
接客業だとどうしても常にニコニコ。
上司の命令は絶対の操り人形。笑
とにかく返事は ハイ! 笑 自己がない。
私の好きな平野啓一郎さんは、
分人主義というものを唱えてらっしゃって、
かいつまんで言えば、人はいくつもの顔を持っていると。
友達との私、試合の私、家族との私は全て異なる。
私は同意である。多重人格ではなく、人の中に様々な顔があるってわけ。たしかに。
海外版は絶対貴重品を肌身離さずだし、
ポーチは絶対身体の前だし。笑
ズボンの後ろポケットに長財布を入れても誰にも盗られない国。日本。
ああ、もうすぐミュンヘンにつくよ。
こうやって常に世界とコネクトする仕事を
身体が動く限り一生やってたいな。
2018年の最初の試合は、また再挑戦のワールドカップ。
覚悟が決まった自分、リフレッシュして見つけた自分、客観的な自分。
全部引き連れて持ってくよ。
ひとまず、練習始めだな。