KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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強さの秘密と決断

今日の練習はフットワーク。


私は、この3ヶ月。

実を言うと利き手の左手を封印し、(なぜなら腰をケガしていた、そして右手が本来の利き手であるから)右利きとして練習を行っていた。



道具も、剣も全て右用にしてどこまでできるかやってみていた。
おかげで、左右対称の体になった。

イタリアでも右でやっていこうとしていた。
しかし、昨日のレッスンで、ああ右厳しいかも。と一日悩んでいた。
私のサーブルは社会人レベルとしてはある程度のところまで来ている。
そのレベルは 左 としてのレベルだった。そのため、せっかくのこのレッスンの時間を無駄にしているのでは
と考えに陥り、さんざん悩んでいた。

そして、今日も右でフットワークをしていた。

練習後、悩み、コーチに経緯を相談する。

利き手であること。ケガをしていたこと。。


今はトレーニングをしているので、昨年ずっと悩まされた腰のいたみはもうない。
再発防止のためにトレーニングもストレッチも行っている。

まゆ、左がいいよ。私はそう思う。

と、コーチ。人の答えを待っていたわけではないが、そろそろ左でできる身体になったと思うんだ。
利き手の反応はもちろん速いけど、積み重ねた私の筋肉は圧倒的に左足のほうが強い。
フェンシングって前足が強いんですよね。すごく。

と、ここにきてさんざん悩んでいた命題に区切りをつける気になり、
おかげで右足も強くなり、(しかし問題は持ってきた左剣が一本しかないこと。まあ2ヶ月持つかな。)社会人の頃と違って今は一日中トレーニングしているから身体が強い。ので、きっと腰も大丈夫。左で一番怖かったのは、腰の痛みだったんだ。

昨年本当にずっと痛くて、選手生命終わったなと思っていた。
だから、右を選んでいた。でも、もう大丈夫。

あしたから元の自分に戻る気になった。ようやく。

そして、このクラブのとゆうかヨーロッパのクラブの強さの訳が今日わかった。

幼い子も、大人もいるクラブ。

そしてプロのコーチング。


やはりここを選んで正解だった。 受け入れてくれて本当に感謝している。

親切なイタリア人。 なんでもできる素敵なチェコ人。
そして、レベルの高いクラブ。

日本を飛び出して出会った世界は、日本にいた頃と同じ。
人に囲まれた世界だった。

毎度のごとく、私は人に助けてもらっている。
出逢う人に恵まれている。

折れてる場合じゃない。
今日もまたバジルソースを食べた。

なんでもやってみよう。
話して勉強して、フェンシングしてみるよ。


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