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KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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私がフェンシングを好きな理由。Why I like fencing.

パソコンの充電器を日本に忘れた。

 

 

イタリアで買って届くのは明日。

携帯だと打ちにくい。

 

 

 

 

今日がその日だった。

 

 

 

 

何の日か。

 

 

 

 

私がフェンシングを好きな理由。

やめられない理由。

 

一つは剣が好き。

 

 

一つは、下記だ。

 

 

身体が無理なく思うように動き、

心が澄み渡って、静かにそこにある。

 

 

何にも囚われない自分は、

ただ、感じて、鋭くプレーを重ねていく。

 

 

リラックスした身体は、適度に集中し、

適度に力が抜けている。

 

 

ピストの外では、会話もあり、

リラックスして笑いながら話している。

 

 

ピストに上がると、スッとモードが切り替わる。

 

 

 

プレーは、自分が思うように身体が動く、

というか、勝手に動いている。

 

その場に適した動作を。

 

 

ポイントには囚われず、

ただ、ある一点(秘密)だけに意識がある。

 

 

 

これを何というか。

 

 

 

ゾーン。

 

 

 

 

私は、今まで 意図的に ゾーンを引き出すトレーニングをしてもらってきた。

 

 

しかし、日本では本当に様々なざわざわしたしがらみが自分を縛り続け、

遠くかけ離れた試合を重ねてきた。

 

日本の試合は、自分で自分に重みを与える。

 

帰国に際してのイタリアでの準備。

多額の費用、航空券代。

練習場所の確保。

身体のケア。

その他日本にいるうちに、

絶対にしておかないといけない手続きの準備。

時差調整。

様々な自分の情報。周りの目。

 

私は日本で様々な活動をしている分、

おかげ様で知名度も上がり、仕事も増えたが、

それに応じて結果も急降下している。

 

要は誰かに見られたり、応援されるとダメなタイプ。

背負いこんじゃうタイプなのだ。

 

優等生シンドローム

 

 

資金と手間がかかる分、

勝ちたい気持ちが膨らんでゆく。

 

それをコン詰めて練習して、

どうにか跳ね返そうとした。

 

 

ただ、置いておけばよかったことを。

 

 

 

 

失って、負けて、そぎ落とされた自分は、

 

 

 

 

また 今日のような日を練習で起こす。

 

 

 

これは、前もあった。2回目だ。

 

 

 

気づくと、忘れる。

 

 

 

同じ失敗は繰り返してはいけないと言われるが、

 

 

たしかにいけないのだが、

 

 

気づけるだけまだマシだと思う。

 

 

 

昨日、フットワークをした。

今日午前中に、レッスンをした。

午後にメンタルコーチと話をした。

 

 

その時にしたことを、今日やってみようとしたら、これだ。

 

 

 

 

ゾーン が勝手にきた。

 

 

 

これが、私がフェンシングを好きな理由だ。

 

 

 

昔はもっとがむしゃらだったので、

無意識で入っていたのだと思う。

 

 

今は様々な技や、色々な頭の良さ(これは自負ではない)が、自らに縛りをくくりつける。

だけど、ふとした時に、こうなる。

 

 

気持ちいいんだよ。

 

そのスポーツを、ある程度のレベルまで極めたところの、

 

キリキリのところで戦っている無意識。

 

 

勝手に身体が動く。

 

 

 

きちんと戦術を踏まえながら。

 

 

 

 

 

レーニングして、練習して、たくさん悩んで、

つみかさねてきたことが、

 

ふいに形になってまとまるのだ。

 

 

 

レッスンで教えてもらったので、技を変えた。

 

 

 

それがしっくりきたんだと思う。

 

 

 

 

こういう思い通りになる日があるから、

 

 

 

フェンシングはやめられない。

 

 

 

この日をなるべく継続させて、

 

 

 

試合でも、それを発動できるように、

 

 

 

また自分の感覚を磨き直すことにします。

 

 

 

 

今日の私なら、気づいたら勝ってる。

 

 

今日の私なら、全日本余裕でベスト8に入れる。

 

負け惜しみじゃないよ。

 

 

それを試合で出せるかが本当の実力なんだ。

 

 

それを試合で出せたのが、イタリア修行2年目の時の日本の試合に再デビューした時だ。

普通にベスト8。そのあと、ベスト4。

あの時はなにもなかった。自分に。

 

 

今はそれよりも世界を経験した分、強くなっている。

 

 

はずなんだ。

 

たくさんのなにかを、ポケットに詰め込んで、

 

 

それを重みにせずポンポン使えたらいいな。

 

 

 

次の試合は、出せたらいいなあ。

 

 

 

それを日本でできるまで、

私は自分に挑み続けるよ。

 

 

 

そんな、今日の私があるから、

 

 

フェンシングが大好きです。

 

 

 

こういう話は、なにかを極めてる人にはきっとわかると思う。

 

仕事でも同じ。

 

人間には備わっている力なんだ。

 

究極の究極。

 

 

火事場の馬鹿力ならぬ、

 

 

澄み渡った自分の心。

 

 

 

精神面の話でした。

 

 

 

イタリア修行が終わったら、

 

ブログ書籍化しよっと。