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KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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厳しいけど本当のこと。

これは炎上するんじゃないか、っていう記事出します。

あくまでも私の考えであり、知っていただきたいこと。

 

 

最近私の活動の認知度が、少しずつ広まって来て、

 

櫛橋さんみたいに、留学、してみたいんですけど。

 

 

という問い合わせが多い。

 

 

 

 

フェンシング留学。一見聞こえはいい。

 

 

 

 

しかし、簡単に はい どうぞ いいんじゃないですか

とは言えないのだ。

語学学校に毎日通う語学留学とは訳が違う。

エージェントが守ってくれる訳でもない。

私自身、自分のプロジェクトとして国際交流は推進しているし、

日本の選手は海外にどんどん出ていったらいいと思っている。

私も世界と日本をコネクトしたいと思っているので 企画 は行っていく。

 

 

遠征 ならいいのだ。

 

留学 となると話は別だ。

 

 

短期留学でも問題はない。長期となると話は別だ。

 

 

私の考えを述べておこう。

 

 

まず、第一に安全な国であること。

日本から一歩外に出ると、安全なんて保証されない。

それを自分で守り、解決できる年齢、能力、語学力を持っているか。

 

第二に資金があるか。

留学は本当にお金がかかる。保険や滞在費、日本にいる時よりも

たくさんの 自分を守るための お金がかかる。

 

第三に義務教育、高等学校教育をある程度修了しているか。

こればかりは取り返しがつかない。日本でその年齢の時に受けるべき教育を

逃してしまうということは、もし海外で本格的に高等学校などに入学しない限り、

いざ日本の学校に戻りたいと思っても、周りの子たちと歳が異なってしまう。

日本の普通の学校行事、友達との交流。これらを逃すのはあまりにも勿体無い。

本気で海外の高校に入ろうと思ったら、それを維持させる資金と、

何より将来設計が必要になってくる。大学は?将来は? ということだ。

 

第四はいい受け入れ先があるかということだ。

フェンシングの場合、クラブ、コーチの練習環境が全てだ。

いざ留学!となってもコーチと剣が合わなければ何の意味もない。

また、行く国の言語も大切になってくる。

結局、英語にしろ何語にしろ、理解して話せなければコーチの言っていることがわからない。

練習に参加しても、何をしたらいいのかわからない。

あくまでも海外のクラブからしたら、日本人は外国人でゲストなので

そこをいかに溶け込んでいくか。

日本の常識は全く通用しない。誰も守ってくれない。

 

 

私の場合、大人になってからの自己資金留学だったので、

ある程度海外に何回も行っていて、経験もあって

何が危険で、何が安全なのかを理解できる年齢であったことと、

 

英語である程度コミュニケーションができる語学レベルであったこと。

 

そして、受け入れ先が非常にウェルカムであったこと。

 

 

選手としてはコーチを見つけたのは遅すぎるが、

自分としてはこの歳だからこそ良かったのだと思っている。

 

大学卒業してすぐにイタリアに行っていたら、

多分すぐに日本に戻っていただろう、根性なし。

 

 

 

この歳だから、親も安心して(?)送り出してくれたし、

一人でイタリアに住むこともどうにかやってこれた。

 

 

 

成人している強さは絶対にある。

 

 

本当は将来そういった短期留学オーガナイズをイギリス、イタリアで

夏休み期間などにやっていきたいと考えている。

 

 

 

シーズン中はどこのクラブも忙しい。

 

うちのコーチなんて全カテゴリの面倒を見ながら、

W杯の帯同なので、シーズン中はほとんど週末はいない。私もだ。

 

 

我がクラブはコーチが二人いて、

レッスンコーチの方はシーズン中はシニアにかかりっきり。

我々W杯組を、1週間、曜日に分けてレッスンを取りまくる。

代表選手以外はレッスンを取らない。他のアシスタントコーチがとる。

 

もう一人のコーチはクラブ全体のプログラムを運営。

 

 

そうした体制でシーズン中は動いている。

 

 

そのため、外部からの受け入れや、他の国からの練習合宿は基本オフシーズンのみ。

 

 

 

 

そりゃそうだ。

シーズン中、大切なのはナショナルチームに力を注ぐこと。

 

 

現在ベネズエラ代表3人

イタリア代表5人

クロアチア代表3人

日本代表1人

 

そんなチームである。

 

 

そのため、もし日本人が留学先に選ぶなら、

アメリカが一番いいと考えている。

 

イタリアは強いクラブは代表選手がほとんどコーチとマンツーマンなので

あまり職業意識というか、アメリカのようなビジネス意識はない。

 

アメリカであれば、フェンシングクラブがあって、

コーチにレッスン代を払って、練習費をクラブに払って、

スクールとして成り立っているところがたくさんある。

 

 

 

私のクラブは小さな町の地域スポーツクラブなので、

みんなで頑張って強くなろう、っていうクラブ。

 

ビジネスであるアメリカとは少し違うのだ。

 

アメリカであれば、奨学金も、フェンシングができる大学も沢山あるし、

試合も、選手も山ほどいる。

いいスクールも沢山あって、日本人も沢山いて、何より英語が通じる。

 

 

イタリアは色々なことが難しい。

 

 

 

そういった面で、留学したら?とは簡単には言えないのが現状だ。

 

 

 

 

 

将来のビジョンはあるが、今の私にはそれをオーガナイズする時間はない。

選手だから。W杯で勝ちたいから。

 

 

これが持論。

 

 

厳しいけど、本当のことだ。

 

 

 

 

はっきりいって、本当に甘くない。

 

 

 

 

 

平和な国に生まれ育った日本人が、

ホイホイ出ていって生きていけるような海外ではない。

 

 

 

仕事も、お金も、裕福な食事も

アイフォンも、安全な家も、どの国にも入れるパスポートも

外の世界にはないところもあるのだ。

 

 

 

私はそういって羽ばたきたい若者を、今は守れない。

遠征では守れる。最近わかった。11人までは守れるらしい。笑

 

今まで母と父の2人に気を配るのがめいいっぱいだったのだが、

修行すると、目は届くようになる。

 

周辺視。みんなどこにいるんだ??近くに悪そうな人はいないかって。笑

 

 

 

将来はやりたい。

 

 

 

 

もう一度言う。

 

 

 

厳しいけど、本当のことだ。

 

 

 

 

自分で言うのもなんだが、私は珍しい例だ。

うちのクラブは、珍しい。

 

 

みんなでオリンピックに行くのが、目標だ。

 

 

 

 

 

 

スポーツ留学は、甘くない。

 

 

危機管理。これを怠ると死んでしまう。

病気の知識。いざとなった時の語学力。

ストライキ、テロ。

 

日本の恵まれた環境に、いつも本当に感謝をしたくなる。

 

 

と同時に飛び出したくもなる。

 

 

みんなどんどん飛び出せばいい。

 

 

 

ただ、私は今は協力できない。

 

 

 

選手だから。

 

遠征には協力できる。

 

 

 

 

そんな意見もあるんだってこと。

だって、日本人、危険な目に遭わせたくないもの。

これが私の考える意見で、今まで得てきた海外における知識。 

 

だから、言っておく。

 

 

そんな夜。

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